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薬剤師やってます。

勤務・薬局経営を経験した薬剤師が業界の話題からつぶやきます。子供を亡くしたため、精神世界のハナシもあるかも。

患者のためになる? 薬剤師

もし子供が就職するなら、教えなければならない、人のために仕事するなら、最初からお金持ちでなければならない。と。

 

このところ、広域病院が処方箋発行を院外から院内に切り替える、というニュースを目にします。この時、ダメージを受けるのは、誰なのか考えてみました。

まず、門前薬局にとっては間違いないなくダメージでしょう。しかし、

店舗は廃業しかないでしょうが、金額的にはたいしたダメージではないのかもしれない。薬剤師は他店舗へ配置転換すれば、裁判にはならないだろうし、建築物は安建築のようだし。。

薬剤師の業界としては、病院から薬剤師の募集が出るので、新人にとって病院の就職先が増えるのは逆に有り難い。

メーカー、卸にとっては、どちらでもあまり関係ないでしょう。

本当にダメージをこうむるのは患者なのですが、意味がわからないため、院内処方の方が便利と喜ぶでしょう。

本当の個人の利益って、守るのはむずかしい問題です。

それは、イチ薬剤師にはできない事。

 

障害者の家族はかわいそう、だからサポートするボランティア、

家屋が倒壊した被害者はかわいそう、だから査定するボランティア、

ボランティアもたくさんあるけれど、ほとんど役に立っていないのが現状らしい。

誰かのためになる事を発想しても、お金がないと無駄に終わるというのが現実です。

 

 

 

ケアマネもやってます

介護保険の制度で、最近変更になったこと・・所得によって1割負担だけでなく2割負担の人もいるということ。

その「負担割合証」が横浜市・・区では7月19日に一斉発送されました。普通郵便で。

それで騒ぎが起こっています。

まず、届かない。絶対、ウチには届いてません! と断言するお年寄り。

それから、紛失。見た気がするんだが、見つからない、というお年寄り。

郵便ポストが壊れているお宅も。

家族で喧嘩が始まり、「アンタのせいで無くなったのよ!」と険悪ムード。

そして、なぜか、ケアマネが再発行の手続きに区役所へ。

なぜ?なぜ?なぜケアマネがそんな作業を?

 

 

議員の先生へ お願いだから、ケアマネの請求単位数を上げて!!!

基本のキ シップ薬

シップ薬、話題になっているのは1日1回タイプと1日2回タイプがある事。

例えば、モーラステープ は、1日1回貼っても2回貼っても効果は同じ(インタビューフォーム)。医師からの処方は、1日1枚しか出せませんので、1日2枚貼ると、足りなくなってしまいます、注意。

 

◆1日1回タイプ           RAに適応   商品例

ロキソプロフェンNaパップ・テープ   ×     ロキソニンパップ

ケトプロフェンテープ          ○     モ-ラステープ

ジクロフェナクパップ・テープ      ×     ボルタレン、ナボール

◆1日2回タイプ

インドメタシンパップ・テープ      ×     カトレップ 

フルルビプロフェンパップ・テープ    ×     アドフィード

フェルビナクパップ・テープ       ×     デルタッチ

◆1日1~2回タイプ

サリチル酸メチルなど          ×     MS冷シップ

 

成分と効果について

膏体に含まれる消炎鎮痛剤(ロキソプロフェンなど)は、フィルムを通して皮膚から筋肉組織へ移行していく事により、効果を現します。

モーラステープの成分のCmax(最高に体側へ移行する)は、貼ってから約8時間後、吸収率は10% と記載されています。

ロキソニンもほぼ同じようです。

そのため、高い効果を出すためには、

○できるだけ12時間貼る(なるべく途中ではがさない)

○少量でも体内に吸収されるため、胃潰瘍などがある人には向かない

という事が言えそうです。又、

○リウマチ患者さんには、モーラス以外は処方されない

のは、適応がないからですね。

 

 

 

    

 

 

基本の2-糖尿病薬

糖尿病薬、何種類も処方されている事が少なくありません。

なかなか効かなかったり、効かなくなったり、で薬がふえていくのです。

しかし、医師の指示通りに患者さんが薬を服用していない時があります。

その理由を検討する事も大事です。

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「この薬はなんですか」の質問の背景因子 「臨床に生かしたい薬の話」中原保裕

1・病名を知りたいので

2・今まで服用しても良くならないので

3・今日から服用をはじめるので

4・友人と同じ薬なので

5・値段が高いので

6・他の病院でも薬をもらっているので

7・副作用が心配なので

8・今度引っ越しをするので、名前を知りたい

9・よくなったら服用をやめようと思ったので

10・マスコミが騒いでいる薬かと思ったので

11・薬効を知りたいので

12・家族へ薬の説明をしたいので

13・先生が良くなったら服用をやめていいという薬があるので

14・私は・・が嫌いなので

15・その他 

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知っておきたい副作用

★SU剤・・インスリンを分泌させるため、血糖が下がりすぎる(冷や汗→昏睡など)肥満

★ビアグナイト・・食欲不振、アシドーシス

★αGI・・便秘、下痢、放屁 注意:食前に服用しないと効果ない

★DPPー4阻害剤・・吐き気、下痢

★SGLT2阻害剤・・脱水、敗血症(尿路感染が起きやすくなる)

★GLPー1作動薬・・吐き気、下痢(DPP-4阻害薬より作用は強い)

★インスリン・・低血糖

 

基本のキ・糖尿病薬

糖尿病・・食べたごはんやパンを糖に分解しても、体に取り入れる能力(イスリンの分泌など)が不足している、又は肝臓で糖を作る量が多すぎる。そのため、高い濃度の糖が長い間血管内をめぐる事になり、そのため、血管を痛め、神経なども障害される病気。

糖尿病薬の色々

★SU剤・・インスリンを分泌させる経口剤(オイグルコン、アマリール)

★ビアグナイト・・糖の生産を抑える経口剤(メトグルコ、グリコラン)

★αGI・・糖の分解速度を遅くする経口剤(ボグリボース、セイブル)

★DPPー4阻害剤・・インクレチンを高める経口剤(スイニー、ジャヌビア)

★SGLT2阻害剤・・糖を排泄させる経口剤(ジャディアンス、カナグル)

★GLPー1・・インクレチンの注射(バイエッタ、ピクトーザ)

★インスリン・・インスリン注射(ノボラピッド、ランタス

など

なぜ、こんなに種類があるの?ってびっくりしますね。 

 今までの薬は効かなかったり、逆に血糖値が下がりすぎて倒れてしまたりする副作用が多く、改良が必要だったのです。

DPPー4 や、SGLT2は、かなり良く効くようですが、やっぱり効かない人もいます。

 

 

キウイフルーツを食べ過ぎたら?

薬局

キウイフルーツは体にいい・・?

ここで、酵素の復習を・・

消化酵素

1・炭水化物消化酵素(アミラーゼ、サッカラーゼ、マルターゼなど)

2・蛋白分解酵素=プロテアーゼ(ペプシン、トリプシン、カルボキシペプチターゼ)

3・脂肪分解酵素(リパーゼ)

キウイには、Actinidia deliciosa(ニュージーランド系)

      Actinidia chinensis(中国系)=ヘイワードという品種

ヘイワードにはビタミンC(69.5mg/100g)の他、アクニジン(プロテアーゼの一種)が多く含まれているそうです。平均的な大きさのヘイワードを1個食べれば、1日に必要なビタミンC(100mg)の70%が摂れることになります。(駒沢女子大学 西山一朗)

アクニジンは、食物の消化分解を助ける、又、舌苔を除去する効果があるようです。

さて、食べ過ぎた場合はどうなるでしょうか。ビタミンCなどは、過分は排泄されるので、問題はないと思われます。

「アクニジン」については、それ自体「タンパク質」であることから、抗原として認識され、アレルゲンとなる可能性は考えられます。

「キウイアレルギー」という疾患もあるようです。

しかし、何より、blueは中国系 というのが気になります。国内で作っているのなら良いのですが、中国となるとどうも信用できないのは、blueだけでしょうか??

 

たかが胃腸薬、されど胃腸薬

服薬

H2ブロッカー (胃酸の分泌を抑える薬)がまだOTCとして売られていない頃

店頭に青い顔をしたお客様がやってきて、

「私はガスターを飲めば治るンです。何とか、売ってもらえませんか?」

「では、後でお医者さんに必ず行って下さいね。」

と医療用ガスター錠を小分けしてあげたっけ。

 

一時は時代を謳歌した(?)H2ブロッカー。今では認知症になるリスクがある薬剤として、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」では、ストップした方が良い薬剤、とされている。

ヒスタミンをブロックするわけだから、脳内のヒスタミンもブロックされ、せん妄が起こりやすいのだそうだ。

その後、PPI(胃酸の分泌をもっと強力に抑える薬)もストップした方が良い、とされた。

どうも、昔ながらの「アルサルミン」 とかの方が無難だという意見も。。

 

そうは言っても、H2ブロッカーであるファモチジン錠(=ガスター)は、「最も良く処方される薬」であり、胃潰瘍、胃粘膜びらん、などに分2朝・夕食後でも、朝・就寝前でも適応が取れている。

blueにとって不思議なのは、同じH2ブロッカーの中で、どうしてラニチジン(ザンタック)など一部だけの薬剤の服用点が「朝と就寝前服用」 としか適応が取れていないのだろうか?という事。

メーカーの方針という事なんだろうか?

そういえば、このごろさっぱり「ザンタック錠」の処方におめにかからないなあ。

返戻されるから?高齢者にとっては、就寝前にのむのは都合が悪いのかもしれない。

 

もっとも、既に認知症になってしまった高齢者が、いつの時点で薬をのもうと、

さして影響はなさそうだが。