薬剤師やってます。

勤務・薬局経営を経験した薬剤師が業界の話題からつぶやきます。子供を亡くしたため、精神世界のハナシもあるかも。

子供にはストレスを。

幼若期のストレスが子孫を利する可能性

Nature Communications  2014年11月19日

ストレスの多い条件下で飼育された雄のマウスの子孫は、目標指向行動や柔軟性がすぐれており、その原因がエピジェネティックな変化であるという報告。この研究結果で、幼若期に有害事象を経験することの適応上の利点が明確になった。

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若者の新型うつ病とか、軟弱さを見ると、上の研究は妥当だと言いたくなる(マウスのことだとバカにはできない)

お年寄り向けの医療費予算が減らされて子供、子供と、子供への予算はふくらんでいるが、教育界はだいじょうぶなんだろうか?どうも、教育に関心が高い夫婦は、子供に外国で教育を受けさせているように思えるが。

子供の教育に軍隊教育的な厳しさも必要だと、やっぱり思ってしまう。

厳しさ=競争→テストステロン→性差

と男性優位を認める事になるのかな?

 

 

薬の基本

外用薬(軟膏や貼り薬)の基本

■効果は直接的・・薬の成分(効き目を現す物質)が消化管から吸収されなければならないという手間がかからず、肝臓で分解されるという心配をあまりしなくてよい。

■使用部位によって(同じ薬でも)効果がぜんぜん違う。なぜなら、吸収率が違う。例:腕:陰嚢=1:40

■基剤(成分を溶かしているベース)によって効果が違う。軟膏(ベトつきがある)とクリーム(さらっとしている)とでは皮膚での浸透性が異なる。

ステロイド(副腎皮質ホルモン)には効果のレベルが「非常に強い」 から「弱い」 まで数段階あるので、使い分ける必要がある。

■2種以上の軟膏をmixした場合は、劣化が早いので、冷蔵庫に保管を推奨。

以上、研修会より

軟膏類、1回にどのくらい塗ればいいの?半年たった薬、使ってもだいじょうぶ?

などなど、意外とテキトーに使っている人が多いもの。

医者は、上のような事を考えて処方しているのですから、テキトーな使用方法はダメなのです。

 

ちなみに、ヒトの汗には殺菌作用がある蛋白質が含まれているそうで、その蛋白質の濃度が少ないヒトがニキビ体質となるとか。近々、この作用を利用した薬が化粧品会社から発売されるらしいです。

 

 

 

悲しさを思い出す

桜には悪いが、桜が嫌いな人たちがいる。

成人式も卒業式も、そして入学式も嫌い。それが、子を失った親たち。

「信頼感」がオキシトシンの分泌で説明されるように、

「悲嘆」もそれをつかさどるホルモンがあるのだろうか。

すぐに分解されてしまうホルモン作用によるとは思えない、なぜなら、

11年も前の事件から始まった悲しみは、今でもまだ変わらないから。

「悲しみ」とともに、生きる意欲を失うこの感情はいったいどこから来るのだろうか?

 

H26年12月30日 救急車稼働 最多

救急隊出動が過去最多

全国で救急隊が出動した件数は去年、590万件を超えて4年連続で最も多くなり、その影響で救急車が現場に到着するまでの時間は8分30秒と、これまでで最も遅くなっていることが総務省消防庁のまとめで分かりました。

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その中でも30日9時~15時が最多。75歳以上が80%。病院はパニック(不明の情報元より)。

原因は気圧の低下、介護事業者や開業医が休みに入ったことも影響?

事業所の患者さん達は通常とおりでした。普段から、「30日は危ないから気を付けて」と予告していた効果もあったのでしょう。

救急と騒ぐけれど、予測できるコトなのですよ。そして、困った時に相談に乗ってくれる専門家がいれば、救急搬送しなくても済むことも多いはず。

本来の救急活動の有効性をそいでいるのは、行政の問題ですね。やたらと予算を使い、救急車を増やしても、病院の資源が有限なのだから・・とは、政治にシロウトだから言える事なのでしょうか?

ナンでも、blueの街では、救急車どうしがサイレン鳴らしながらすれ違う光景、みものだったとか。。

 

 

しみじみと。

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宮 芳平 無名の画家。NHK「野の花のように描き続ける」再放送 で紹介されました。

「M君」として森鴎外「天寵」のモデルとなっていると聞き、本も読みました。

本物がぜひ見たいと思っています。どう、と説明できないけれど、何か惹きつけられる絵。

宮 芳平は、無名であったが、生誕120年回顧展で人気を呼んでいるといいます。

blueは、以前はゴッホシャガールが好きだったけれど、好きな絵や音楽の傾向というのは、年とともに変わるものですね。この頃は静寂をテーマにしたようなものを好みます。体とともに心のエネルギーが減ってきたのでしょうか。

 「去年は年賀状ハガキは買ったけれど、とうとう書くことができなかった。」と言っていた介護サービス利用者さんの一人が、今年は病院で正月を迎える事になりました。

「ハガキを書く体力もない」という風にblueもいずれはなるのですね。

 

 

ギャンブル

強迫的ギャンブルとは病気である。進行性のものであり、完治することはないが、進行をとめることはできる。(GA HP)

 

病気なら薬が効くということ?

 

海外のデータでは、SSRIで12週間治療した場合、強迫症状は平均で35%軽減されたという報告がある。

近年、脳内アミンの研究はかなり進んでいる。例:スポレキサント(ベルソムラ錠)とアンフェタミン 同時投与すると薬物依存を起こさなかった(ラット)・・スポレキサントは睡眠薬として発売。

 

アベノミクスの矢の一つは、賭博の許可(経済効果)

 

でも、賭博で経済効果なんて期待できるのか?あまりに代償が大きすぎるのではないか?

 

自民党は圧勝。カジノは建設されるでしょう。まず、横浜に。

こんな事で、日本をダメにされたくない。カジノは反対。絶対!!

 

悲しむ人

悲しみもまた、「幻想の崩壊」に対する一つの反応である。悲しみが「怒り」と異なっているのは、この崩壊をもたらした原因に対するおのれの無力さが容認されている点においてである。幻想への執着はあるものの、その回復を断念している状態が悲しみである。
悲しみに打ち沈んでいる者は、外界のことにも自分のことにも無関心になるが、それは抑圧された怒りの表われである。

『続・ものぐさ精神分析』 岸田秀(中公文庫)抜粋

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はい、その通り。そしてその後は?「悲しみに打ち沈んでいる者」はいったいどうなるのか?あなたなら、どうやって「その者」を救うのか?

抑圧された怒りを表象させる?

でも、それは反社会的行動かもしれない。

 

社会に順応するためには、「悲しみに打ち沈む者」を続けなければならない、多分。