子供を亡くした人の分かち合いの会
母親にとって子供亡くした悲しみは、死ぬまで続き忘れることはありません。もし、その母親が笑ったように見えても、それは周囲への気遣いと思って下さい。
久しぶりに分かち合いの会に参加しました。参加者は、(母親がほとんどでしたが、)死別から数ヶ月という日の浅い人から20数年が経過した人まで、又、亡くした理由も病気、自死、事故、と色々でした。blueの場合は、不明、となりますが。。
色々なケースであっても、それぞれの自己紹介や気持ちを聞くだけで、とりあえず、気持ちが治まるのは不思議なものです。
思えばblueが最初に参加した時は、自分の名前を言うのが精一杯で、何も話すことができませんでした。死んだ息子の事をしゃべろうと脳裏に描くだけで嗚咽が止まらなくなるのです。
その時の自分を、今、目の前の人達に見、胸が痛みました。今にも悲嘆に押しつぶされて死んでしまいそうな彼女達に、いつかは悲しみはやさしくなるという事を知らせてあげたい、そんな気持ちになりました。
子供が亡くなった時間に必ず目が覚めてしまう、という母。
お寺の和尚さんの説法がまるで当て外れで、何のなぐさめにもならなかった、と怒る母。
どうやって生きていけばいいかわからない、という母。
彼女達を癒してあげる物は、この世にはありません。
又、全ての人に、死別の悲嘆は訪れます。