薬剤師やってます。

勤務・薬局経営を経験した薬剤師が業界の話題からつぶやきます。子供を亡くしたため、精神世界のハナシもあるかも。

薬の基本

外用薬(軟膏や貼り薬)の基本

■効果は直接的・・薬の成分(効き目を現す物質)が消化管から吸収されなければならないという手間がかからず、肝臓で分解されるという心配をあまりしなくてよい。

■使用部位によって(同じ薬でも)効果がぜんぜん違う。なぜなら、吸収率が違う。例:腕:陰嚢=1:40

■基剤(成分を溶かしているベース)によって効果が違う。軟膏(ベトつきがある)とクリーム(さらっとしている)とでは皮膚での浸透性が異なる。

ステロイド(副腎皮質ホルモン)には効果のレベルが「非常に強い」 から「弱い」 まで数段階あるので、使い分ける必要がある。

■2種以上の軟膏をmixした場合は、劣化が早いので、冷蔵庫に保管を推奨。

以上、研修会より

軟膏類、1回にどのくらい塗ればいいの?半年たった薬、使ってもだいじょうぶ?

などなど、意外とテキトーに使っている人が多いもの。

医者は、上のような事を考えて処方しているのですから、テキトーな使用方法はダメなのです。

 

ちなみに、ヒトの汗には殺菌作用がある蛋白質が含まれているそうで、その蛋白質の濃度が少ないヒトがニキビ体質となるとか。近々、この作用を利用した薬が化粧品会社から発売されるらしいです。