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薬剤師やってます。

勤務・薬局経営を経験した薬剤師が業界の話題からつぶやきます。子供を亡くしたため、精神世界のハナシもあるかも。

終末期 エトセトラ

2年ほど前は、「老人の死に場所を決める」のが厚生労働省の重要課題、と聞いていました。要するに、病院では死ねないよ、施設も数に限界、家で死ぬ覚悟をどうやってさせるか、という事。

今は、TPPのための「保険制度崩壊をどう防ぐか」というあたりかな?

 

アメリカでは、PACE プログラムが成功しているらしいです。

しかし、日本ではどうなのでしょう?

日本人は、「自由」を要求します。

例えば、パーキンソン病の人が転倒して自宅で生活できなくなった時。家族は、「病院に入院してリハビリを受けさせたい」と言う。

病院では、「治療」するところがないから、入院はさせられない(点数算定ができない)と言う。

どちらも正解です。誰にだって、病院にかかる権利はあるし、赤字になる事はできない、という経済的理由で入院受け入れを断る権利もあるし。

しかし、どちらの自由をどこまで許すのかという決まりはないですよね。

 

いつまでも、「どこで死ぬのか」、を選びかねているうちに、

お金あるなしという経済状況で強制執行される結果となりそうです。

結局、「サービスや死ぬ場所」を選べるのは「お金がある人」と生活保護受給者。

ちなみに、PACE では、病院や介護サービス事業者を選ぶ自由はなさそうです。