薬剤師やってます。

勤務・薬局経営を経験した薬剤師が業界の話題からつぶやきます。子供を亡くしたため、精神世界のハナシもあるかも。

脳科学は人格を変えられるか?エレーヌ・フォックス

抗うつ剤 実際はどのように働いているのかわかっていない(脳科学は人格を変えられるか?エレーヌ・フォックス)。

抗うつ剤シナプス接合部への作用(セロトニンなどの神経伝達物質を増加させる)は、投薬の直後から確認できるのに、実際の効果(気分の向上など)は数週間がたってからだ。又、抗うつ剤は患者の気分そのものを高めるわけではない。気分を高める作用を持つ例えばコカインのような薬は、抑うつの治療には効果を持たない。つまり、抗うつ剤は、患者の気分を直接引き上げる事で作用しているわけではない。

 

・・・言われてみればその通り。薬の効き目が出てくるのには、概ね3週間はかかる。

 

抗うつ剤の投与で、ネガティブな認知バイアスは弱まる。認識がポジティブに変わると、社会との関係に変化が生じ、それが気分に徐々に変化をもたらすのでは、とキャサリン・ハーマー。

 

・・・という事は、2次的効果という事なのか。薬を飲んでも、社会とかかわり良い思いをしなければ、うつ病事態は治らない、と。

 

この本で確認したこと・・コンピュータープログラムや、サイクロセリン(もともとは結核薬)を使っての、認知行動療法認知バイアス修正法が研究され成果が出ているという。

ところで、LOT-Rテストで、blueは何と4点。レニーブレイン(悲観的な脳)でした。たいていは、15点前後”ゆるやかな楽観主義”らしい。

トホホ。