薬剤師やってます。

勤務・薬局経営を経験した薬剤師が業界の話題からつぶやきます。子供を亡くしたため、精神世界のハナシもあるかも。

わからないから悪魔のしわざ・・ではすまされない、今の医療。

認知症の方と話をしたり、契約したりする機会が多いケアマネとしては、脳の働きを知る必要がある(自分なりに)と考えます。が、考えれば考えるほどわからないのが脳。

ある老人ホームで:

・・彼「ここに入って」自分の腕を指さす 「ここに来るんだ」と今度は足の親指を指さす。「協力者はいる。だからいつかはできるんだ」とうなずく。

・・スタッフ「それは、今夜されるんですか?」

・・彼「いや、今日はしないよ」

・・スタッフ、安心する。

 

ある若年性認知症の方との会話。

彼はみたところ、どこも悪くなさそう。普通の男性にみえる。周囲の人との会話も普通にできる。でも、上記のような行動を取るのです。マカ不思議。

 

病名不明の彼女の家で:

・・看護師「お熱測りましょう」

・・彼女「いいです。帰って下さい」

精神病院に入院して

・・スタッフ「お食事しましょうね」

・・彼女「いらないって言ってるでしょ。帰って下さい」

 

彼女は、数年間同じセーターを着たまま着替えなかったセルフネグレクトです。ひたすら拒否をするのです。汗と垢で皮膚にカビが生えても、暑さ寒さ、痛さ痒さも感じないのです。でもジュースなど置いておくと飲むので、空腹は感じるようです。ある特定の事柄に関した会話だけは普通にできるのが、又、マカ不思議。

 

全く別件ですが、卵巣奇形腫の女性の抗NMDA受容体脳炎 というのを最近知りました。昔、魔女といわれたが、実は、この病気だったのではないか、という。腫瘍を取り去ると脳炎の症状が治るようです。

神経内科の先生も卵巣腫瘍を診断しなければならない時代になったといいます。総合診療科を標ぼうしている病院が多くなりましたが、専門かつ総合的能力でAIに対抗!

これからのお医者さんの姿ですね。