薬剤師やってます。

勤務・薬局経営を経験した薬剤師が業界の話題からつぶやきます。子供を亡くしたため、精神世界のハナシもあるかも。

無駄な薬・・誰にとってムダなの?

健康保険組合連合会健保連)は12月19日、予算大臣折衝で診療報酬本体の0.55%引き上げが正式決定したことについて、「誠に遺憾で、残念というほかない」とする声明を発表した。ケアマネタイムス12/21 より

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我々の敵・健保連。診療報酬を減額査定され、苦い思いをさせられる経験は、医療機関・薬局ともに誰でも経験しているものです。

ところで、

薬の重複投与など、高齢者があまりにたくさんの薬を処方されている問題(ポリファーマシーといわれている)が、業界でもよく取り上げられています。

薬崇拝している患者さんが多いのは事実だし、認知症になってしまい薬が効いているのかいないのかよくわからない患者さんに、誰も止める人がいないために漫然と処方され続けている薬が多いのも事実です。

処方する医者側に、7種以上処方すると減点される、などの処方制限、薬局側に、重複投与を見つけたら加算される制度などがありますが、

あまり機能していないから問題になるのでしょうね。

医者へのフリーアクセス権は、日本にとって自慢の制度なんだから、

それを壊したくはない、しかし、

そのため、1週間に7か所の病院・医院に日参する患者には、

どうしたって、複数種類の薬が処方されますよね。

だったら、支払い側、請求データが集まる健保側で、ジャッジできるシステムを考えたらいいんじゃないの?って思いますが。どの薬が誰にとってムダなのか、と。

そしたら、有効にお金が回るようにならないでしょうか。

健保連の役割」を考えることは重要だと思います。