薬剤師やってます。

勤務・薬局経営を経験した薬剤師が業界の話題からつぶやきます。子供を亡くしたため、精神世界のハナシもあるかも。

遺体の値段

www.tokyo-np.co.jp

草加市の事件。

ご遺族から警察官が死体検案書の文書料金をだまし取った、という信じられないニュースです。

*病気などで死亡したとわかっている場合に主治医などが書く・・死亡診断書

*異常死で死亡した場合に医師が書く・・死体検案書

どちらも同じ様式で書類名は、「死亡診断書(死体検案書)」といいます。

(最近、blueがお世話していたお年寄りで、訪問診療医が定期的に訪問していた方が亡くなりましたが、亡くなり方が突然であり、家族が救急車を呼んだので、きっと「死体検案書」になるのでしょうね。)

さて、

草加市というところは、埼玉県としては端の方にあり、「詐欺事件の被害額は埼玉県トップで、麻薬も手に入りやすい地区(ちょっとびっくり!)」なのだそうです。

警察側からすれば、遺体が出た時、医師が、事件性がないと判断し病死として書類を書いてくれた方が便利であり、そのような医師がいるとすれば貴重です。”そのような医師”が警察の身内にいて、癒着している可能性はありますね。

癒着が恒常的に行われていて、金銭のやり取りも恒常的にされていたので、上記のような事件が起こるのでしょう。

 

ちなみに

blueの息子は「異常死」でしたので、警察官がやってきて、遺体は北里大学の解剖室に送られ、解剖されました。

遺体検案書は、5万円、大学に直接支払ったと記憶しています。まあ、良心的な金額です。

 

一方、今は高齢社会で続々と高齢者が死亡する世の中。

病死、老衰、とわかっているケースは訪問看護師が死亡診断書を書いてもいいのでは、というのが最近の業界の考えです。

既に、研修は始まっていますので、今年中には、看護師がお看取りするように法的にも整備されるでしょう。看護師の場合は、1/3くらいの値段になるのでしょうか?