1分でわかる/認知症の薬
ドネペジル(例 アリセプト錠)、メマンチン(例 メマリー錠)
日本ではとっても良く処方される薬。
でも、おじいちゃん、おばあちゃんの認知症が治ったというハナシはあまり聞かない。
フランスでは、これらの薬は健康保険が効かない。だから、飲みたい人は自費。
世界中の製薬企業は、認知症の薬を開発して儲けようとしている。しかし、βアミロイドの研究から開発する方法は、どうも失敗したらしい。だから、あんなに流行った”βアミロイドが脳にたまる”、という記事は見かけなくなった。
その代わり、ミクログリアを研究する方面で、新薬の臨床試験が進んでいる。
ところで、日本では年々増加している認知症だが、
イギリスでは、3割も減少していると発表された。10年前からの「禁煙」キャンペーンとパン製造業界の協力を得た「減塩」の成果なのだそうだ。
要するに、体に悪い事をやめれば、認知症にはならない、ということ。
タバコを吸って悪い空気にし、ゴミをまき散らして悪い水を飲み、ストレスをため込んでメタボになる。
その反対をやればいいだけの事なのに。
薬が効かないといって病院に文句いう前に、
日本もイギリスを見習うのが先なんじゃない??